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北海道を代表する観光地として人気の富良野・美瑛エリア。
一面に広がるラベンダー畑や丘陵風景、季節の花畑など、北海道らしい絶景を楽しめることから、夏のシーズンは毎年多くの観光客が訪れます。
一方で、初めて富良野・美瑛を訪れる方の中には「思ったより移動に時間がかかってゆっくり観光できなかった」「ラベンダーが終わっていた」「駐車場が満車だった」といった失敗の声も少なくありません。
この記事では、夏に富良野・美瑛を訪れる方に向けて、旅行前に知っておきたいポイントを8つ紹介します。
目次
1:ラベンダーだけじゃない!8月・9月も富良野は花畑が楽しめる

ラベンダーの見頃は例年7月中旬頃まで
富良野といえばラベンダーを思い浮かべる方が多いでしょう。
例年、ラベンダーは6月下旬から咲き始め、7月上旬〜中旬に最も美しい見頃を迎えます。そのため、「紫色のじゅうたん」のような景色を楽しみたい場合は、7月中旬頃までの旅行がおすすめです。
一方で、多くの農園では翌年の生育に向けて8月上旬頃から刈り取りが始まるため、「一面のラベンダー畑」を期待して訪れる方は、事前に各農園の開花状況を確認しておきましょう。
一般的な開花の目安
6月下旬:早咲き品種が咲き始める
7月上旬:見頃が始まるスポットが増える
7月中旬:最も美しい見頃のピーク
7月下旬:遅咲き品種が見頃
8月上旬~:多くのラベンダーは刈り取りが始まる
8月はひまわりやサルビアなど色鮮やかな花畑へ

「ラベンダーが終わると見どころが少ないのでは?」と思われがちですが、それは大きな間違いです。
8月以降も夏らしい花々が次々と見頃を迎えます。
- ひまわり
- マリーゴールド
- ブルーサルビア
- クレオメ
- ケイトウ
など、農園によって植えられている花は異なるため、ラベンダーとはまた違った色鮮やかな景色を楽しめますよ。
9月は暑さが落ち着き、ゆったり観光しやすい
9月になるとコスモスやダリアなど秋の花が咲き始め、夏とは違った景色が広がります。
また、夏休みシーズンが終わるため、7月や8月より混雑が落ち着くスポットも多く、景色をゆっくり楽しみたい方にはおすすめの時期です。
北海道の9月は例年「日中20〜25℃程度」の日が多く、ドライブや散策もしやすくなる季節です。
「ラベンダーには間に合わなかった」という方でも、十分に富良野らしい景色を楽しめるでしょう。
※開花状況や営業時間は天候により変更になる場合があります。旅行前は各施設の公式サイトをご確認ください。
2:富良野・美瑛は1日では意外と回りきれない
地図で見ると近く感じる富良野と美瑛ですが、実際は観光スポット同士が離れている場所も少なくありません。
北海道旅行でよくある失敗の一つが、「地図では近そうに見えても、実際は移動距離が長い」ということです。
例えば、夏に人気のスポットを巡る場合の目安は次のとおりです。
| スポット | 滞在時間の目安 |
|---|---|
| ファーム富田 | 60〜90分 |
| 四季彩の丘 | 60〜90分 |
| 青い池 | 30〜45分 |
| 白ひげの滝 | 20〜30分 |
| パッチワークの路(車窓・写真撮影含む) | 30〜60分 |
これらのスポットを巡るだけでも、観光時間は約4〜5時間になります。
さらにここに移動時間を加えると、
- ファーム富田→四季彩の丘:約25〜30分
- 四季彩の丘→青い池:約20〜25分
- 青い池→白ひげの滝:約3分
- 白ひげの滝→パッチワークの路:約20〜25分
となり、移動だけでも約1時間20分〜1時間30分ほど必要です。
昼食や休憩を含めると、これらの人気スポットを巡るだけでも7〜8時間程度かかることが珍しくありません。
そのため、「ファーム富田を見て、青い池にも寄って、四季彩の丘まで回りたい」と1日に予定を詰め込みすぎると、最後は時間に追われて疲れて楽しめなかったなんてことが起こります。
富良野だけなら1日、美瑛まで巡るなら2日がおすすめ
時間に余裕がある方は、富良野エリアと美瑛エリアを別日に分けるか、訪れたいスポットを3〜4か所程度に絞ると、写真撮影やカフェ巡りもゆっくり楽しめます。
実際に、「ファーム富田」「富良野チーズ工房」「富良野マルシェ」など市街地周辺を中心に巡るのであれば、半日程度でも十分観光できます。札幌や旭川から日帰りで訪れる旅行者も少なくありません。
一方で、多くの旅行者は富良野だけでなく、美瑛も一緒に観光しています。
特に子供連れで「四季彩の丘」「青い池」など「富良野も美瑛も満喫したい」という方は、2日間の観光を前提に計画すると時間に追われずにゆっくり旅行を楽しめます。
3:富良野観光はレンタカーがあると便利

公共交通機関だけでも観光はできる?
JR富良野駅周辺の一部の観光地は、JRや路線バスでもアクセスできます。
そのため、「富良野市街地だけを観光してあとは旅館でゆっくりする」という旅行計画であれば、公共交通機関でも十分楽しめます。
観光スポット巡りをしたい方はレンタカー利用必須
次のような旅行プランを考えている方は、レンタカーの利用がおすすめです。
- 富良野と美瑛を1日で巡りたい
- 青い池や白ひげの滝も見たい
- 四季彩の丘にも立ち寄りたい
- 荷物が多い
- 小さな子ども連れで移動したい
- 限られた旅行日程で効率よく観光したい
富良野・美瑛エリアは観光スポット同士が数km以上離れている場所も多く、路線バスは本数が限られる路線もあります。
移動時間が長くなったり、希望どおりに観光ルートを回れなかった…なんて残念な結果になってしまうことも。
そのため、「景色を楽しみながら自由に観光したい」「行きたい場所が複数ある」という方には、レンタカーが向いています。
ハイシーズンでも安く探す裏ワザと、おすすめレンタカーサイトをこっそり紹介!
4:夏の富良野は駐車場待ち・渋滞が発生しやすい

ラベンダーが見頃を迎える7月を中心に、富良野・美瑛エリアは北海道内でも有数の観光シーズンを迎えます。
そのため、人気スポットでは駐車場待ちや周辺道路の渋滞が発生することも珍しくありません。特に午前10時頃から午後3時頃までは観光客が集中しやすく、休日やお盆期間は通常より移動時間が長くなることがあります。
朝早く行動すると混雑を避けやすい
早起きは三文の徳。
混雑を少しでも避けたい場合は、午前中の早い時間帯から観光を始めるのがおすすめです!
例えば、ファーム富田では開園直後の時間帯であれば比較的ゆっくり散策しやすく、写真撮影もしやすい傾向があります。
一方で、お昼前後になると団体ツアーやレンタカー利用者が増え、駐車場の入場待ちが発生する日もあります。
また、青い池や四季彩の丘など人気スポットも昼頃から混雑しやすいため、「午前は人気スポット、午後はカフェや市街地観光」といったスケジュールを組むと比較的効率よく回れます。
駐車場は無料・有料を事前に確認しておく
富良野・美瑛には無料駐車場を利用できる施設もありますが、有料駐車場となっているスポットもあります。
また、繁忙期には臨時駐車場が開設される施設もあるため、旅行前に公式サイトで最新情報を確認しておくと安心です。
現地で駐車場を探して時間を使ってしまうより、あらかじめ利用予定の駐車場を決めておくだけでも、旅行がぐっとスムーズになります。
5:花畑だけじゃない!富良野・美瑛に立ち寄りたい観光スポット
富良野・美瑛といえば花畑のイメージが強いですが、このエリアの魅力はそれだけではありません。
雄大な自然を感じられる絶景スポットや、ご当地グルメを楽しめる施設、体験型の観光スポットなども点在しています。
「花畑を見たらあとは流れで行くところ決めよう」と予定を組んでしまうと、移動時間で時間を取られ上手く回れない場合があるので、立ち寄り場所は事前に把握しておきましょう。
地上約20mからの景色を見る、熱気球係留フライト体験【レジャーガイド遊び屋】

引用元:アソビュー! https://www.asoview.com/base/565/
地上とつながった係留フライトなので、小さなお子様からシニアまで安心して空中散歩を楽しめます。
富良野の広大な田園風景や十勝岳連峰を一望でき、朝は雲海、夕方は夜景など時間帯ごとの景色も魅力。
間近で響く迫力満点のバーナー音など、熱気球ならではのダイナミックな体験を味わえます。
開催期間
【モーニングフライト】4/25~5/6、5/30~10/12
【イブニングフライト】7/18~8/22
初心者OK!南富良野ラフティングツアー【アースアウトドアツアーズ】

引用元:アソビュー! https://www.asoview.com/item/activity/pln3000043577/
高品質な装備と経験豊富なガイドが同行するため、初めてでも安心して川下りを楽しめるとカップルからファミリーまで人気のアクティビティです。
運が良ければ野生の鹿やキツネと出会えることも。星野リゾートトマムや富良野駅、道の駅南富良野からアクセスしやすく、観光とあわせて気軽に楽しめます。
1点ものの工芸品と出会う【ニングルテラス】

引用元:新富良野プリンスホテル公式サイト https://www.princehotels.co.jp/shinfurano/facility/ningle_terrace/
木立の中に約15棟のログハウスが点在し、森の妖精「ニングル」の世界観を感じられる、おとぎ話のような空間が広がります。
ガラス工芸や木工、革細工、銀細工など、職人が手掛ける一点ものの作品を鑑賞・購入でき、工房によっては制作風景も見学可能。四季折々の美しい景色と癒やしの時間が過ごせます。
6:富良野グルメは「何を食べたいか」を決めておこう
富良野・美瑛には北海道らしい食材を使ったグルメが数多くあります。
夏休みや連休は人気店に行列ができることも多く、現地でお店を探し始めると、限られた観光時間を使ってしまうことがあります。そのため、旅行前に「今回の旅行で何を食べたいか」を決めておくのがおすすめです。
ご当地グルメを楽しむなら富良野名物

「せっかく富良野まで来たのだから、ここでしか食べられないものを味わいたい」という方には、富良野ご当地グルメを中心にお店選びをしましょう。
観光の思い出にもなりやすく、「北海道らしい食事を楽しみたい」という方にぴったりです。
富良野で有名なご当地グルメ
- 富良野オムカレー
- ふらの和牛
- 富良野チーズ工房の自家製チーズ
- 富良野メロン
- ふらのワイン
富良野の旬を味わうならカフェやスイーツ巡り

夏の富良野・美瑛エリアは旬の富良野メロンを使ったパフェやソフトクリーム、チーズケーキなどを楽しめるお店が人気です。
花畑や丘陵風景を巡る途中に立ち寄れば、景色だけでなく食でも富良野らしさを満喫できます。
混雑を避けるなら昼食時間を少しずらすのがおすすめ
人気店は11時30分頃から13時30分頃にかけて混雑しやすくなります。
待ち時間を減らしたい場合は「少し早めの11時頃に昼食を取る」「14時以降に遅めのランチを楽しむ」など、時間帯を少しずらすだけでも比較的利用しやすくなるでしょう。
7:雨の日プランも考えておくと安心
富良野・美瑛は自然体験などの観光スポットが多いため、「旅行の日が雨だったら何をすれば?」と心配する方もいるでしょう。
雨の日でも楽しめる観光スポットの有名どころだと「富良野チーズ工房」「富良野マルシェ」「ワイナリー」などがあります。
しかし、雨の日に考えることは皆同じ。夏のハイシーズンは混雑で待ち時間や人数規制で上手く楽しめないこともあります。
そこで今回は、あまり知られていない雨の日でも楽しめる穴場スポットをご紹介します。
深山峠アートパーク

引用元:アソビュー! https://www.asoview.com/base/153684/
トリックアート美術館や観覧車、アイス工房など、多彩な施設が集まった家族みんなで楽しめる複合レジャー施設です。
迫力ある3Dトリックアートの鑑賞や、オリジナル作品づくりなど、体験型コンテンツが充実。
富良野市内から車で約30分、JR上富良野駅から約10分とアクセス抜群なので雨の日でも移動ストレスが少ないです。
グラス・フォレストin富良野

引用元:Glass Forest in FURANO https://furano-glass.jimdofree.com/
富良野の自然をイメージした、富良野ならではの美しいガラス作品が並ぶガラス製品の展示販売所。
工房で制作された作品を購入することができます。手作りの1点もので、作品通信販売は一切行っていないのでここでしか手に入らないプレミア感がたまりません。
ダイヤモンドダストを表現した、細かなひび模様が特徴のオリジナルガラス「しばれ硝子®」が人気です。
【※注意】2026/7/28現在:5,6,7号館は休業中。製作体験も受付休止中です。
後藤純男美術館

引用元:後藤純男美術館 https://gotosumiomuseum.com/
日本画家・後藤純男の作品を130点以上収蔵し、金やプラチナを使った四季折々の作品を鑑賞できます。
ファーム富田から近く、富良野観光とセットで立ち寄りやすいスポットでアクセス抜群。レストラン「ふらのグリル」では、地元食材を使った料理やスイーツを味わいながら、雄大な山々の景色を楽しめます。
8:夏でも朝晩は羽織りがあると安心

北海道は本州より涼しいイメージがありますが、富良野は盆地特有の気候のため、夏の日中は30℃前後まで気温が上がる日もあります。
そのため、日中は半袖で快適に過ごせる日が多い一方、朝晩は気温が下がり、肌寒く感じることもあります。
特に8月下旬から9月にかけては、朝晩に20℃を下回る日も増えてきます。
日中と同じ服装では少し肌寒く感じることもあるため、薄手のパーカーやカーディガンなど、体温調節しやすい羽織りを1枚持っていくと安心です。
日中は暑さ対策も忘れずに
ラベンダー畑や丘陵地帯は日陰が少なく、長時間歩いていると想像以上に暑く感じることがあります。
観光中は熱中症対策のグッズを持って出かけるようにしましょう。
持ち物リスト
- 帽子
- 飲み物
- 日焼け止め
- サングラス
- 歩きやすいスニーカー
- 塩分入りタブレットやお菓子
まとめ
富良野・美瑛は、ラベンダーや花畑、丘陵風景など、北海道を代表する絶景が楽しめる人気観光地です。
一方で、夏は観光シーズンのピークを迎えるため、混雑や渋滞、移動時間などを事前に知っておくだけで、旅行の満足度は大きく変わります。
特に初めて富良野・美瑛を訪れる方は、次のポイントを押さえておくと安心です。
- ラベンダーだけでなく、8月・9月も季節の花畑を楽しめる
- 富良野・美瑛を一度に巡る場合は、時間に余裕を持った計画がおすすめ
- 複数の観光スポットを巡るならレンタカーが便利
- 日中は暑くても朝晩は涼しいため、「半袖+羽織り」の服装が安心
- グルメは事前に候補を決めておくと、限られた旅行時間を有効に使える
- 山間部ならではの変わりやすい天気を考慮し、雨の日プランも考えておく
富良野・美瑛は、どこを訪れても雄大な景色を楽しめる魅力的な観光地です。
一方で、移動距離や見頃、混雑状況を少し知っておくだけで、限られた旅行時間をより有効に使うことができます。
これから夏の富良野・美瑛旅行を計画している方は、自分の旅行スタイルに合わせてスケジュールを立て、北海道ならではの雄大な景色を楽しんでください。
※掲載内容は2026年7月時点の情報です。営業時間やイベント、開花状況は変更となる場合がありますので、お出かけ前に各施設の公式サイトをご確認ください。




